リフォーム業は施工事例に具体的な金額を明記する事で、ホームページからの集客が伸びる事があります。
リフォーム会社のホームページに価格を載せるべきか?否か?とよく聞かれます。
その答えとして、
コンセプトや他社との違いを明確にできるなら、
価格を載せるべきではないという記事を書きました。
参考事例: リフォーム会社が価格で勝負してはいけない理由
しかし、施工実績が豊富にあり、しっかりとした施工をしていて、
「この金額でできますよ」というのも、
お客様の信頼を得るためのひとつの要素になります。
具体的な施工例の詳細を書いて、その工事がどのくらいの費用だったか、
という施工事例はお客様に役立つ情報として、人気の高いコンテンツです。
集客にとっても大きな価値を占めます。
施工金額しか書いていないホームページ(施工事例のないホームページ)と、
ホームページに施工事例があり、しかも具体的な金額が入っているホームページでは、
お問い合わせの件数で倍以上の違いがあります。
より多くのお問い合わせが貰える、施工事例の書き方。
実際の施工事例に費用を記載するだけでも、それなりのお問い合わせ数がありますが、
更に多くのお問い合わせを貰う為の施工事例の書き方があります。
具体的には、
- ビフォア・アフターの画像
- リフォームのポイントを押さえた画像数点。
- 工事前の事前見積書
- 実際の工事費用の金額、そして内訳
です。
ビフォア・アフターの画像
これはが一番インパクトのある素材ですので、必ず必要です。
出来れば撮影位置はビフォア・アフターともに同じ位置から撮影したモノが望ましいです。
リフォームのポイントを押さえた画像数点。
リフォームの内容を伝える為に重要な写真です。
リフォームのポイントは他社との差別化に有効です。
この部分は「うちの工務店はここにこだわっています」
と言うアピールですから、必ず入れてください。
工事前の見積書
見積書はお客様に見せる最初の金額です。
大体このくらいの金額がかかります。と言う事ですから、
金額よりもむしろ見積もり内容が重要です。
この見積書の内容がしっかりしていれば、
これを見たお客様は「この工務店はしっかりした工務店なんだ」と思って貰えます。
このしっかりした工務店だと思わせる事が大事です。
実際の工事費用の金額、そして内訳
見積書同様に、実際にかかった費用とその内訳を明記します。
ここも金額より内訳が重要で、こうしたリフォームの場合、
大抵見積もり多くかかる事がありますが、
その多くかかった内容をしっかりと明記する事で、何故この金額になったのか。
と言う明確な理由をお客様に見せる為です。
こうした見積と実際の金額の違いと言うのは、
建築やリフォーム業界では当たり前かもしれませんが、
一般のお客様はそうした事情を知りませんから、
必ず何故その金額になったのかと言う理由が必要です。
その理由をキチンと説明する事で、
信頼できる工務店としての印象が得られます。
また、仮に見積と施工額が同じだとすれば、それはそれで、
見積もり通りのしっかりした工務店という印象を与えられます。
この内容の施工事例がホームページにあったとすれば、
お客様はこの工務店に問い合わせてみようか?と言う気になると思います。
例え金額が他社より高くても、高い金額の理由をしっかり述べて、
お客様に納得してもらう技術を見せる事で、お問い合わせが来る。
いかがですか?
この内容のホームページであれば、問い合わせをしてみようと言う気がしませんか?
明確に出来る部分はしっかりと明確にする事で、お客様に納得してもらう。
定量化できないから金額を書かないでは無く、最低限このくらいの金額は必要ですとい言う。
いずれもお客様に納得してもらう為に明記します。
ホームページはお客様が見るべきモノです。運営サイドの理由はお客様には不要なのです。
お客様目線に立てば、お問い合わせ件数が増えるホームページに自然となって行きます。