内装工事会社・クロス屋の集客用ホームページ(ブログ)制作のポイント
今や、ホームページは販売促進ツールとして欠かせなくなりました。会社規模に関わらず、多くの事業者がなんらかの形でホームページを持っています。
とは言え、ホームページは「作れば何でもOK」というものではなく、目的を達成できるように作らねばなりません。高額の費用をかけて作ったとしても、役立たねば「維持費がかかるだけの無用の長物」になりかねません。
本稿では、内装工事会社さまのホームページを制作するときのポイントをご紹介します。ホームページを制作したいとお考えの事業者さまは、ぜひ最後までご覧ください。
ホームページ(ブログ)を制作する前に決めること
さっそく、ホームページ(ブログ)を制作する前に決めておきたいことを3つご紹介します。
1、ホームページ(ブログ)を制作する目的を明確にする
まずは、ホームページを制作する目的を明確にしておきましょう。ホームページの役割によって、サイト設計や必要なコンテンツが変わります。
目的の例を記載しておきましょう。
名刺代わり
集客
「名刺代わり」にする場合は、ホームページのURLを直接打ち込むか、ずばり御社名で検索してたどり着く方がメイン読者になります。制作すべきコンテンツは、必要最小限でよいでしょう。更新も、会社情報が変わったときくらいしか必要ありません。
一方、集客目的の場合は、コンテンツマーケティングを意識した管理と情報発信が必要になります。日々、ブログ等でコンテンツを追加・更新していくことで、集客経路として活躍してくれるサイトになります。
2、ターゲットとなる読者(顧客)を明確にする
つづいて、ターゲットとなる読者(顧客)を明確にします。とくに、集客目的でホームページを開設する場合は「読者を明確にすることが、目的達成の明暗を分ける」と言っても過言ではないくらい重要です。
ターゲットを決める際は「自社がNo.1になれる顧客とは、どんな顧客?」と自問自答してみてください。御社を一番に求めてくれる顧客は、どこの地域にいるだれでしょうか?個人でしょうか、法人でしょうか?法人なら、どんな会社ですか?
管理会社
不動産会社
建設会社
ハウスメーカー
工務店
リフォーム業者
設計事務所
店舗オーナー
上述のとおり、法人にもさまざまな業態があります。サイト運営では、ここで設定した読者に向けて日々情報を発信していくことがおもな作業になります。
違う属性の顧客を混ぜるのは、よくありません。サイトやコンテンツのテーマがぶれて、読まれないホームページになってしまいます。管理会社と工務店では、課題も求めている情報も違いますよね。
なお、地域によってはホームページよりチラシやマッチングサイトを使うほうが効率的に受注できる場合があります。本当にホームページが最善の策なのか、検討することも重要です。
3、自社の強みを洗い出す
つづいて、自社の強みを洗い出しましょう。その強みを、ターゲット読者に伝えていかねばなりません。読者に伝わり「私(私の課題)には、この会社が最適だ」と思ってもらうことで、初めてお問い合わせにつながります。
では「強み」とは、いったいどんなものを指すのでしょうか。―― 強みは、競合より優位となる力のようなものです。ですから、競合の多くが持っていないものである必要があります。
以下を参考に、御社の強みを探してみてください。
他社より強い◯◯:顧客とのつながり、ブランド力など
他社が持たない◯◯:特許、技術、ノウハウなど
他社より優れた◯◯:作業工程、スタッフなど
この「強み」と先述の「ターゲット」は、行ったり来たりしながら何度も練り直すといいでしょう。
「強み」は「ターゲット」が欲しがるものである必要があります。「競合より優位な力」であっても、ターゲットが欲しいと思わないものは強みになりません。ズレがある場合は、強みかターゲット、どちらかを再検討しましょう。
内装工事会社・クロス屋のホームページ(ブログ)に載せたい情報
ホームページには、どのような情報を載せるといいのでしょうか。
ホームページには、お客さまの不安を取り除く情報を載せたいところです。ようするに、お客さまが知りたいことですね。
以下のコンテンツがあると、お客さまに安心していただくのに役立つでしょう。
どんな工事をしてくれるのかな? ⇒ 施工事例
どんな人が工事してくれるのかな? ⇒ 会社情報
本当に信用できるのかな? ⇒ お客さまの声
どんな手順で進めるの? ⇒ 依頼の流れ
その他の不安を解決 ⇒ FAQ(よくある質問)
ブログ(お役立ち情報)
それぞれ、もう少し詳しくご説明します。
施工事例:写真は美しく、手を抜かない
施工事例は、最初に見られやすいページです。ターゲットを意識した施工事例を多数掲載したいところです。
写真は、できるだけ見栄えがいいものを選んで掲載しましょう。お客さまは、施工事例が豊富で写真がキレイな会社に「依頼したい」と感じるはずです。
たくさん掲載することも重要です。施工事例が多いと活発に事業をしている印象を与え、お問い合わせが増えやすくなります。いわゆる「バンドワゴン効果」ですね。
なお、現場の写真はお客さまの了解を取ってから使用しましょう。個人が特定できるような情報が含まれる写真は、安易に使わないほうが無難です。
会社情報:抜け漏れなく記載する
現在「E-A-T (専門性・権威性・信頼性)」が高いサイトは検索順位が上がりやすくなっています。会社情報を充実させると、ホームページからの集客に寄与してくれるでしょう。
たとえば、以下の情報は、とくに問題がない限りできるだけ掲載したほうがお客さまの安心につながるでしょう。
会社名
代表者名
代表のプロフィール
理念・ビジョン
所在地
アクセス方法
地図
電話番号
メールアドレス
設立年
業務内容
従業員数
営業エリア
営業時間
定休日
資格や建設業許可
スタッフ紹介
「代表のプロフィール」も重要です。たとえば、歩んでこられた半生や経験された職務、持っておられる資格などが分かりやすくまとまっていると安心してお問い合わせできます。専用ページを作ってもよいでしょう。
ご経歴は、事実ばかり羅列しても読者の頭に入りづらいですので、ストーリーにすると伝わりやすいでしょう。お写真があると、読者はさらに感情移入して読むことができます。
ちなみに「自分の写真は掲載したくない」という方が少なくありません。必須ではありませんが、顔写真を公表しているとお客さまに安心感を与えますので、できれば掲載をご検討ください。
「スタッフ紹介」も同様です。スタッフの許可を取ったうえで写真を掲載していただくと、お客さまの安心やお問い合わせの増加につながります。
お客さまの声:自筆・写真入りがベスト
自社のホームページで良いことを書いていても、読者は信用してくれません。しかし、お客さまからの評価は、比較的すんなり受け入れてもらえます。
とは言え、自作自演と思われると受け入れてもらえません。ですから「お客さまの声」は、できればお客さまの自筆・写真入りがベストです。
お客さまの声を集める際は、アンケートを準備しておき、書いてくれそうなお客さまに声をかけるのがいいでしょう。一朝一夕で集まるものではありませんが、積み上がれば信頼の証になります。
FAQ:よくある質問を載せて疑問を解決
お客さまからよくいただく質問は「FAQ (よくある質問)」のページにまとめて掲載しておきましょう。充実させることで単純なお問い合わせが減り、対応時間の短縮につながります。
FAQは「Q&A方式」で記載されるケースが多いです。FAQではスペースが足りず回答しきれないような複雑な質問は、ブログのネタにするとよいでしょう。
依頼の流れ:顧客目線で不安を払しょく
お客さまは「この会社、いいかも。問い合わせしてみようかな」と感じ始めたあとも、さまざまな不安が頭をよぎります。例をあげてみましょう。
お引き渡しまで、どんな流れで進んでいくの?
どこまで無料でやってもらえるの?現地調査?プランニング?見積もり?
どのようなアフターフォローをしてもらえるの?
このようなご不安を払しょくするためにも、その答えを「依頼の流れ」の中に組み入れて情報発信しておきましょう。
ブログ:顧客の知りたいことを掲載する
ブログは、集客の柱になります。コンテンツマーケティングを意識して、内装工事に対する読者の理解や興味を深める情報を発信しましょう。
ブログのポイントは、あなたが伝えたい情報ではなく、ターゲットが知りたい情報を発信することです。そのためには、ターゲットになる顧客を強く意識する必要があります。
内装業者を探している人を集客したいなら、その人の課題や悩みを解決してあげる情報を発信します。執筆前に「この情報は『内装業者を探している人』の役に立つ情報か?」と自問自答していただくとよいでしょう。
内装工事会社・クロス屋のホームページ(ブログ)制作時の注意点
つづいて、内装会社のホームページを制作する際の注意点を3つご紹介します。
1、安心感や信頼感のあるデザインにする
ホームページは、凝ったデザインにする必要はありません。はやりのデザインも、いずれ廃れますのでご注意ください。頻繁にリニューアルできないなら、シンプルで飽きが来ないデザインがいいでしょう。
ただし、ターゲットを意識したデザインにする必要があります。企業がターゲットであれば、安心感や清潔感があって信頼できそうな雰囲気。個人がターゲットであれば、親しみや誠実さが感じられるデザインがおすすめです。
なぜなら、ホームページのデザインは御社の印象に影響するからです。読者は「ホームページが誠実そうな雰囲気だから、スタッフも誠実に違いない」と感じます。いわゆる「ハロー効果」ですね。
2、お問い合わせまでの動線を作り込む
ホームページを制作する際は、必ず「お問い合わせページ」を準備します。お問い合わせの方法は「ターゲットにとって、お問い合わせしやすい形」と「御社にとって、対応しやすい形」を両立できるものがいいでしょう。
おもなお問い合わせの方法を、ご紹介しておきます。複数準備しておくと親切です。
電話
メール(お問い合わせフォーム)
チャット(LINEやSNSのメッセージ機能)
LINEのようなチャットツールは、お客さまにとって大変便利です。対応可能であれば、チャットツールが使えるお問い合わせルートも設置をご検討ください。
お問い合わせ方法が準備できたら、そこにたどり着きやすいように動線を考えます。たとえば「ブログで集客 ⇒ 施工事例や依頼の流れページ ⇒ お問い合わせ」のように、自然な流れで進めるように内部リンクを張っておきます。
コンテンツは役割分担が大切です。ブログ等の集客用のコンテンツで、いきなり営業やクロージングをかけてはいけません。それは、お店に入ってきたお客さまにいきなり商品を売りつけるような行為ですので、読者の離脱を招くだけです。
3、更新が滞らないようにしておく
集客用のホームページは、しっかり更新しましょう。読者に「しっかりと仕事をしているな」という印象を与えられます。逆に、更新が止まると、活動していないように見えてしまいます。
古い情報の放置も、読者にご迷惑をおかけしますので、よくありません。どのページも、制作会社に依頼することなく自分で更新できるように作成してもらうとよいでしょう。
なお、定期的に更新しているホームページは、検索エンジンの評価が上がりやすくなります。
内装工事会社・クロス屋のホームページは相見積もりから
ホームページの制作ができる会社と一口に言っても、専門会社やデザイン会社、マーケティング会社などさまざまな会社があります。それぞれ得意不得意があり、提案内容や制作費用もマチマチです。
ですから、ホームページの制作を依頼するときは、比較検討して自社に合う会社を選択することが大切です。ホームページは、制作だけでなく維持管理も大切ですので、完成後もフォローしてくれる会社を選んでいただくとよいでしょう。
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