建築設計事務所や住宅リフォーム会社のキーワード戦略 「リノベーション」集客編
リフォーム会社様から、「リノベーション事業に力を入れたいのだが、集客に苦労している。どのようにしたらいいか?」ご相談を受けましたので、その回答としてネットからの「リノベーション」集客について書きました。
参考にしていただければと思います。
建築設計事務所や住宅リフォーム会社が新規顧客を獲得する場合、ホームページからの集客は欠かせません。
今は、インターネットやスマートフォンが普及し、誰でも情報をネットで探す時代!
建築設計事務所や住宅リフォーム会社もそういったユーザーと接触し、自社のホームページに誘導しなければ大きな機会損失になるでしょう!
潜在的な「リノベーション」ユーザーを探す方法
例えば、リノベーション工事を受注したいと思ったら、まず「リノベーション 東京」とか「リノベーション 中古マンション」等
リノベーション関連のキーワードで探しているユーザーを集客しようとするでしょう。
もちろん、こういったキーワードは候補として必要です。
しかし、「リノベーション」で検索してみて下さい。
検索結果に「不動産」関係のサイトが軒並み表示されるはずです。
そうです、「リノベーション」というキーワードは不動産業界も使っています。
したがって、「リノベーション」などのビックキーワードは競合が多く、上位表示難易度も高いため、検索エンジンから安定的に集客するには相当な時間とお金がかかるでしょう。
リノベーションで何が何でもと考えている人も多いと思いますが、
しかし、考えてみて下さい。リフォームをしたいと思っている人の中にリノベーションについて知っている人はどれだけいるでしょう?
リノベーションは、
一般にはリフォームよりも大規模な改修工事で、既存の建物よりも価値が増す改修工事を施すことです。建物そのものを建て替える新築ではなく、劣化・破損した部分を回復する修繕でもない、機能的に変わる改良を含む工事の事をいいます。
リフォームとリノベーション、意味は違うものの
リフォームと言われているものの中にリノベーションが含まれているということもあるので、
かならずしも、リノベーションを考えているユーザーは「リノベーション」で探しているわけではないという事です。
ですから、リノベーション以外でのキーワードでリノベーションに誘導できるようにする事が重要です!
見込み客のタイプ別に分類してみましょう
- ①リノベーションを知っている人
- ②リノベーションを何となく知っている人
- ③リノベーションを知らない人
- ④リノベーションに気づかない人
に分類して、そういう人たちに見つけてもらうキーワードを考えてみましょう!
①のリノベーションを知ってる人であれば「リノベーション」というキーワードを含んで検索してくることは間違いないですね。
「リノベーション 東京」
「リノベーション 中古住宅」
「リノベーション 中古マンション」
「リノベーション 費用」
「リノベーション 事例」
②リノベーションを何となく知っている人であれば
「リノベーション リフォーム 違い」
「リノベーション 基礎知識」
「リノベーション 中古住宅改修」
「大規模リフォーム」
「大型リフォーム」
等 リフォームとリノベーションの違いがわからないので、両方のキーワードを混在して検索してくる可能性があります。
③④の場合は、リノベーションがどういうものかすら知らないので、
「リフォームや大型リフォーム」
「中古住宅改修」
「中古マンション改修工事」等
リノベーションを含まないキーワードで探してくる可能性があります。
ですので、
ホームページやブログにたどり着いたら
リノベーション リフォーム 違い
リノベーション 基礎知識 等の
教育コンテンツを用意しておき、訪問者にリノベーションがどういうものか知ってもらう事が必要です。
読んだ人の中には、頭の中にはリノベーションのイメージを考えていたが、言葉の意味すら知らなかった人も多いはずです。
これがきっかけで、リノベーションの事を知り有益な情報提供したサイトとしてあなたの会社に好印象を持つでしょう。
そして、対象エリア内であれば、施工会社の候補として選択肢に入れてもらえるかもしれません。
そういう可能性はもちろんあります(^^
このように、その業界では誰でも知っている概念や用語でも、まだまだ消費者には浸透していない場合が多いのです。
そういった事を踏まえ、潜在的な見込み客を取りこぼさないようにする事が重要です。
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まとめ
いかがでしたか?
リノベーションで集客する場合のキーワード設定やコンテンツの内容について
どういうものを用意したらよいかについて書きました。
集客する場合、どうしても集客する側の論理で進めてしまう場合が多いのですが、
消費者の心理や立場になって考える事が重要です。
少しはお役に立てたでしょうか!