施主の声を直接聴ける見学会で、成約と集客を成功させた工務店の事例
みなさんこんにちは。
本日の集客事例は、一風変わった見学会の方法で、新規顧客の集客を成功させた工務店の事例です。
最近は新築の内覧会や見学会はごく普通に行われています。しかしこの工務店の見学会は施主のご協力を得て、施主の方も参加する一風変わった見学会です。
普通は新築の見学会（内覧会）は工務店の人間が案内して、家の特徴などを説明します。
これはこれで悪くは無いのですが、どうしても施工技術や専門的な話、費用の事に終始してしまって、来場者には「この家を作った想い」が伝わりにくい状況です。
この工務店も新築の見学は行っていましたが、人の集まりも悪く、反応も今ひとつでした。
そこで、私達は思い切って施主の方へ見学会に参加して頂き、この家を建てた想いを見学者の方に語って頂くトークショーをご提案させていただきました。
施主の方の了承を得るまでに、かなりご苦労されたようですが、実際に行うとそれまで見えてこなかった、新しい発見が次々と起こりました。
それ以来、新規の施主の方に対しては、施工条件の中に、このトークショーを折り込むまでになりました。
施主が自分の家について語る、トークショー。
建売では無い物件は、施主の想いが詰まっています。
間取り・材質・構造全てが、施主のこだわりでできています。
そうした、家に対する想いを施主の方に語っていただきます。
トークショー自体は１０分程度の短い時間です。その後は来場者からの質問タイムで様々な質問が飛び交います。
全体の時間は大体３０分～１時間程度です。
この質問時間で、見学者は自分が建てたい家にについて、工務店との話が出来ます。
普通は、こうした話し合いは工務店と顧客が一対一で行うモノですが、多くの人がいる為に、質問に対して他の参加者から、意外な意見が飛び出し、質問者の方・工務店・施主それぞれに新しい発見があるそうです。こうした質問事項は、参加者にとって実際に自分の家を建てる時の貴重な参考意見になります。
ご近所との交流も行えるメリット。
このトークショーのメリットは、工務店側だけではありません。施主の方にもメリットがあります。
新しく引っ越してくる人にとっては、ご近所様との顔合わせに繋がり、地域との交流の場としてのメリットにもなります。
ご近所の方々との交流は、転居後の生活をスムーズに行えるばかりか、周辺情報の収集にも役立ます。特に奥様やお子さんがおられるご家族には、近所のスーパーや遊び場などの情報得るいい機会になります。
引っ越し先の交流が、転居前に行える事で、引っ越し後の生活に対する心配事が軽減されるメリットがあります。
集客はチラシとホームページ・SNS。そして、既存顧客の協力で参加者を集めます。
こうしたイベントで大変なことはどうやって人を集めるかです。
基本的な集客方法は、近隣にチラシを配布する事です。また情報の拡散はFacebookなどのSNS（ソーシャルメディア）を使って、ネット上に告知します。
このトークショーを始めた当初は、上記の集客方法で行っていたのですが、集まる人は少なく盛り上がりに欠けました。そこで施工場所に近い今まで施工させて頂いた既存のお客様にも直接トークショーのお誘いをしました。「その時に、ご友人も一緒にお連れください」とお願いしています。すでに工務店の良さを解っているお客様ですから、時間が取れればご友人を連れて、ご来場されます。
その既存顧客の方が、別の来場者の方にこの工務店の良さについて、お話をして頂けるので参加者の方も工務店の営業トークではなく、一人の施主の声として、参考意見を聴く事が出来ます。また、お連れになったご友人がお客様になる事も珍しくありません。
施主との関係が集客を成功させるカギになります。
今回の成功事例は施主との関係が深くなければ、難しい事例です。
家は建ててしまえばそれで終わりと言う商品ではありません。
工務店は定期的にお客様との関係を維持しなければ、次の仕事に繋がりません。
今回の工務店さんも最初うちは、大変苦労されていました。しかしこのトークショーをきっかけに、新しい顧客だけでなく、既存のお客様とも関係も深まり、より多くの仕事が来るようになりました。
工務店に限った事ではありませんが、やはり人と人の繋がりは何かを起こさせる不思議な力があります。
御社にあった集客スタイルが必ずあるはずです。
私達はその集客方法を見つけ出して、適切なアドバイスをしたいと思っております。
ご相談は無料ですので、現状の問題をご相談ください。
一緒に問題を解決しましょう。
