工務店にとってホームページ集客が大切な理由

ホームページからの集客は技術が要るので、うまくいっていない工務店様が多いです。何を改善すればいいのかわからず、手詰まりになり、更新が止まっているホームページもよくお見かけします。

ホームページの集客技法は変化が激しく、ついていくだけでも大変です。「あきらめたい」とお考えになる工務店様がおられるのも無理もありません。

とは言え、時代の流れや新型コロナウイルスの影響もあり、ホームページ集客の存在感は日増しに大きくなっています。もはや避けて通れないのが現状でしょう。

本記事は、ホームページの重要性やホームページ集客のコツについて学びなおしていただけるように詳しく解説しています。もう一度ホームページ集客に挑戦したいとお考えの工務店様は、ぜひ最後までご覧ください。

工務店にとってホームページからの集客は「第三の矢」

まずは、ホームページを使った集客がどの程度大事か確認しておきましょう。

注文住宅を建てたい人はどうやって情報収集しているのか

さて、注文住宅を建てた人が、何を使って建築会社の情報を収集したかご存知でしょうか。

2019年(令和元年)度の「住宅市場動向調査」によると「施工者に関する情報収集方法(複数回答)」は以下のようになっています。

上述の調査結果は「全国」ですが、これが「三大都市圏」になると「インターネットで」は2位になります。ベスト3を載せておきましょう。

上述の結果を見るとわかるとおり、展示場・紹介・インターネットがお客様の三大情報収集源です。潜在顧客に対しホームページの露出が増えれば、集客チャネルの大きな柱になってくれる可能性があるのです。

新型コロナウイルスの影響もあり、インターネットの重要度はさらに増えると想定されます。今や「インターネットからの集客や非接触のコミュニケーションに強い工務店」になれるかどうかが、今後の生き残りを左右する時代なのです。

なぜお客様はインターネットで情報収集するのか

ご存じのとおり、以前はインターネットで情報収集する方は少数派でした。雑誌やチラシを情報源にする人数より、ずっと少なかったのです。

ですが現在は逆転していて、チラシを活用する人はインターネットの半分程度まで落ち込んでいます。これには、以下の2つの理由があると考えられます。

Webサイトで表現できることやホームページ制作者の技術は、日増しに質が向上しています。とても見やすく、デザイン性が高いホームページが増えています。

さらに、ホームページの価値がわかる工務店様も「見込顧客は何を知りたがっているのか」「どんな情報なら読了してもらえるのか」「どのような動線なら問い合わせにつながるのか」と日夜考えておられます。

その結果ホームページの見せ方の質が向上していて、情報を探しているお客様が学びやすい設計になっているのです。もはや家の品質だけでなく、優れたホームページを持たないと競合他社に負ける時代です。

いっぽう、お客様にも変化がありました。今ではインターネットを使った情報収集は当たり前になり、若者だけでなく60代以降の世代でも活用できる方が増えてきたのです。

このように能動的に情報収集する方が増えると、チラシや知人からの斡旋のような受動的な情報は廃れます。展示場へ話を聞きに行ったりインターネットを使って勉強したりする、積極的な情報収集が好まれるのです。

ここで「インターネットを使った情報収集」に注目してみましょう。お客様側から見ると、この情報収集方法には以下の特徴があります。

今や誰もがスマホを持つ時代ですから、このような利便性はカンタンに享受できます。インターネットを使った情報収集者数が伸びたのも、必然と言えるでしょう。

さらに、新型コロナウイルスの流行以降オンラインサービスが急速に増えたことも見逃せません。競合他社に置いていかれないためにも、ホームページへの投資は大事な経営戦略になっているのです。

工務店がホームページを使って集客するコツ

ここまで、ホームページがどれほど大切かご説明しました。

とは言え「大事なのはわかっているけど、どうすれば今のホームページを改善できるかわからない」という方も多いでしょう。

そこで、続いて「工務店がホームページを使って集客するコツ」をご紹介したいと思います。

情報発信で気を付けたいこと

ホームページや会社の公式ブログは、何でも書いていいわけではありません。次の2つに注意しながら、情報発信する必要があります。

読者との「距離感」を感じながら情報発信することは、とても大切です。「この記事の読者は、どんな段階だろう?弊社に興味があるのかな?」と想像してみましょう。

たとえば、とくに建築会社は決めておらず情報収集しているだけの読者には、必要な情報を提供して信頼を得ることが先決です。御社に興味を持ちもっと知りたいと感じている読者には、施工事例や住宅の特徴を伝えるとよいでしょう。

実際に御社と接触してみたいと感じている読者なら、見学会へのお誘いにも乗っていただけます。このように、御社と読者の距離を測りながら情報発信のトーンを決めることが大切です。

お客様が知りたい情報を発信する姿勢も大切です。お客様がかかえている課題は何なのか。御社がお客様のどんな課題を解決できるのか。そういったことを意識しながら、情報を提供しましょう。

なお、お客様の課題解決に役立たないコンテンツが大量にあると、間接的に検索エンジンからマイナス評価を受けます。専門書なみに深い情報を、入門書なみに優しく発信しましょう。

ホームページに載せるべきこと

建築会社のホームページには、なくてはならないコンテンツがあります。それがどんなコンテンツかというと、潜在顧客が絶対に知りたいと思うであろうコンテンツです。

たとえば以下の基本情報は、御社に興味を持ったお客様にとっては絶対知りたい情報でしょう。

他にも、注文住宅の情報収集中のお客様が必ず知りたいと思うことがあります。例をあげてみましょう。

たとえば、注文住宅の建築費の勉強を始めたお客様は、いつか必ず付帯工事費や諸費用の存在に気が付きます。とうぜん、お客様はその情報を得ようと調べ始めますので、御社のホームページにも解説を準備しておかねばなりません。

御社の潜在顧客が知りたい情報は、絶対に情報提供漏れがないようにご注意ください。必要なコンテンツがそろっていないホームページは「E-A-T(専門性、権威性、信頼性)」レベルが低くなります。

御社のホームページは「注文住宅購入者向けの専門書」になる必要があり、専門書に必要不可欠な情報はすべて網羅しておくべきなのです。

なお、一部はホームページではなく、公式ブログできっちり解説してもよいでしょう。

ホームページへの顧客流入経路

ホームページの難点は「コンテンツを作れば必ず集客できる」と言えないところです。ホームページへの流入経路を理解して、それぞれに合った対策が必要です。

主な流入経路をあげてみましょう。

検索エンジンからの流入を増やすには、SEO対策(上位表示を目指す対策)が必要です。即効性はありませんが、中長期で効いてきます。

SNSからの流入は、即効性があります (持続性はありません)TwitterInstagramFacebookなど、潜在顧客にフォロワーになってもらう施策が必要です。

インターネット広告は有料ですが、即効性があります。効果的に使うことで、広告宣伝費以上の利益に結びつきます。いくつか、代表的なインターネット広告をあげてみましょう。

 

広告の種類

概要

リスティング広告

検索結果ページの上部や下部に表示される広告

ネイティブ広告(インフィード広告)

検索結果や記事一覧などのコンテンツに自然な形で溶け込ませた広告

アフィリエイト広告

Webサイトやブログの運営者が、自サイトで宣伝してくれる

アドネットワーク

Webサイトやブログに設置された広告枠に広告を配信するサービス

純広告

広告枠に表示されるバナー広告

SNS広告

TwitterやFacebookに掲載される広告

動画広告

動画サイトで流れる動画の広告

 

他者のサイトに設置されたリンクから御社のホームページへ流入する読者は、それほど多くないでしょう。

ただし、良質な被リンクが多いWebサイトは検索エンジンから高評価を受けます。とくに注文住宅の情報を扱う優良サイトからの被リンクは、歓迎すべきです。

既存ホームページに追記でいいのか?リニューアルすべきか?

ホームページに手を加えたい場合は、既存サイトの改良でいいのでしょうか?それとも、完全リニューアルすべきでしょうか?

なんだか「リフォームか?建て替えか?」と似た問題ですが、ホームページは既存のものが活かしにくく、リニューアルがおすすめです。

もう少し詳しく解説していきましょう。

現在ほとんど集客できていないのであれば、リニューアルすべき

現在、御社のホームページやブログに記事が大量にあるにも係わらず集客できていないのであれば、それはどこかに問題があるからです。惰性で記事を追加し続けても、成果は出ません。

以下のチェックポイントを確認してみてください。

現在、多くの分野のWebサイトがほぼスマホから見られています。ですから「モバイルフレンドリー」という言葉があるように、スマホから見やすいホームページにすることは必須条件です。

パソコンでもスマホでも見られる「レスポンシブデザイン」になっていない、スマホでは「快適な表示速度」で見られない、そんなホームページのままなら作り直す必要があります。

さらに、一昔前のデザインのまま放置されているホームページもよくありません。いわゆる「ネガティブハロー効果」によって「ホームページのデザインがよくないから、家のデザインもよくないはず」と思われます。

検索エンジンに理解してもらいやすい構造、というのもあります。できていないなら、リニューアルすべきでしょう。

リニューアル方法

ホームページをリニューアルする方法は、外注と自作に大別できます。外注する場合はホームページ制作会社に頼む方法と、クラウドソーシングを活用してフリーランスに頼む方法があります。

 

ホームページの制作方法

特徴

ホームページ制作会社に依頼

高いけど、ほぼ丸投げできるのでラク。自社の従業員は、日々の販売活動に専心できる。

フリーランスに発注する

クラウドソーシングを使う。成果物の質は、受注者のレベルしだい。

自作する

安いけど面倒。Webデザインやコーディング、SEOなど様々な知識が必要になる。

 

今は、自作でホームページを作成できるツールがいろいろあります。それを使えば、Webサイト制作の知識がなくても、ある程度のレベルのものが作れます。

いくつか、ホームページ作成ツールをご紹介しましょう。

じつに便利な時代になりました。

とは言え、品質や集客レベルが高いホームページを作ろうと思うと専門知識が必要です。自前で制作した場合にかかる人件費を考えると、外注化するほうが安くなるケースもあります。

既存の人員をホームページ制作に回した場合、本業側の売上ロスの原因になることもあるでしょう。どこまで自前でやってどこから外注化するのか、ちゃんと考えておきたいところです。

今後、非接触の面談が増える?早めに対策を

昨今、新型コロナウイルスの影響で接触を敬遠する方が増えています。この状況が続くなら、インターネットで情報収集したりオンラインで面談したり、出かけないスタイルが主流になるかもしれません。

そうなると、ホームページは今まで以上に重要な販促ツールになります。当然、競合他社もそれに気づき始めていて、今よりホームページの運用体制を強化してくるでしょう。

ホームページの結果が良くないところを改め、良いところを伸ばす。それが簡単にできる体制づくりは喫緊の課題で、待ったなしの状況です。社内に担当者を1人置いてもいいぐらい、と言っても過言ではありません。

それが難しいようなら、外注化がおすすめです。プロにホームページのリニューアルやブログ運営・解析を依頼してみてはいかがでしょうか。

 

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