USPとは? リフォームマーケティング入門講座④
独自性が高い独自の売りや独自の売りを提案するといった事で知られている言葉がUSPであり、マーケティングコンセプトを明瞭に纏めたものという認識がされています。
USPとは、Unique Selling Proposition(ユニーク・セリング・プロポジション)の略称で、日本語に直すと「あなたの独自の売り・強み」になります。
USPでよく引き合いに出されるのが「ドミノピザの成功例」です。
ドミノピザは創業者が学費を稼ぐために始めたピザ屋が「アツアツのピザを30分以内でお届けします。間に合わなければ、代金は頂きません」という独自の売りを作りだし 今や巨大企業になり誰も知っています。
ドミノピザのUSP
Unique(ユニーク) | 独自 | 「間に合わなければ代金は頂きません」 |
Selling(セリング) | 売り | 「30分以内でお届けします」 |
Proposition(プロポジション) | 提案 | 「アツアツのピザ」 |
このようなUSPの活かし方をリフォーム会社の場合に当てはめて考えると効力を発揮するのは、顧客に対し自社が提案しているプランニングは他社にはない独自性が大変高い施工や技術力であるという事です。
例えば、ツーバイフォー工法のリフォーム、輸入住宅、レトロモダンなリノベーション等 他社にできないあるいは、独自の施工や技術で売り上げを伸ばしているリフォーム会社もあります。
顧客のニーズに応えるUSPでなければなりません。
顧客は誰も、「どこにでもある」「どこの会社でも取り扱っている」 一般的な商品やサービスを探しているのではありません。
「自分のために、自分に合った」商品を探しているのです。
「他の誰もが提供しない、あなたのための特別な商品です。」と言ってくれる人を待っています。
そして、それが信頼してもらうための「約束」でもあり、約束を守ることで、あなたの信頼を確実に積み上げていくことになります。